Spring 1998

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World-Waves
ワールドウェーブス

  いくら自分自身の鼓動を打ち続け、歴史の中で自分の運命の流れ(波)を切り開こうとしても、世界史のいくつかの大きな波から逃れる事はできない。

  ebphand.gif (68298 バイト)アース・ライダースにある物語、みんなの誕生パーティーでは、宇宙や地球上の生命の歴史の中で、いろいろな誕生の波をさかのぼって見ってみた。 パート3、「人間の誕生冒険」では、400万年前から世界中へ広がった人間の移住の歴史、いくつかの人類の祖先の波のあらましを述ている。このページで、人類の祖先(ホモニド、ホモハビリス、ホモエレクタス、そして、ホモサピエンス)の話は、物語より、もう少し先生方に役立つように作られている。もっと本格的な(詳しい)研究できるリンクも準備されている。

ebpfamily.gif (72197 バイト)

Lucy and Nid Hominid
ルーシーとニッド・ホモニド
5 -- 2.6 million years ago: The Hominids
500
ーー260万年前:ホモニド人類

曾祖母ルーシーと曾祖父ニド、そして彼らの子孫「ホモニド」(アウストラロピテクスとしてもしられている)は250万年以上いきていた。彼らは主に、ケニア、タンザニア、エチオピア地方に住んでいた。ホモニドは、直立歩行し、人間のような、より長い幼年時代をもった、最初の霊長類の動物でもある。今から一番近い氷河期は、300万年前のピークで、ホモニドは、火を使わなかったので、身を守る方法として森の中に住んだ。また、肉は食べなかった。ホモニドの脳の容量は、およそ500ccであった。

Habi and Hab Habilis
ハビとハブ・ハビリス
2.6 -- 1.5 million years ago: the Homohabilis
260
万年ーー150万年前:ホモハビリス

祖母ハビと祖父ハブ、そして彼らの子孫「ホモハビリス」は100万年以上生きていた。彼らは、道具を作り、野菜と同様、肉を食する事から、より現代の人類に近い。彼らは石器を使用したため、学者は最初の人類だと呼んでいる。彼らは、グレート・リフト・バーリー(Great Rift Valley)にある北西ケニアのTurkana地方に住んでいた。その時代、野牛、羊、いのししも生息していたので、人間は狩りや動物の食べかたを学んだ。ホモハビリスの脳の容量は、およそ700ccとなった。北タンザニアのLaetoliの200万年前にのこされた、60のホモハビリスの足跡を調べましょう。

Moere and Erec Erectus
モエールとエレック・エレクタス
1.5 -- .2 million years ago: the Homoerectus
150
万年前ーー20万年前:ホモエレクタス

ebpjavago.gif (61329 バイト)母モェールと父エレック、そして彼らの子孫「ホモエレクタス」は人類の祖先の次の世代であった。彼らは、100万年以上生きていた。ホモハビリスより、よい道具を作り狩りをした。そして、同様に火の使い方を知っていた。50万年前の第2温暖期の間、彼らの家族の兄、ジャワ、ペキンはアジアへ、弟のネアンダは、ヨーロッパへ旅をした。彼らは、生き残るための知恵で、新しい故郷で、新しい家族を作った。私たちは南東アジアのジャワの子孫をトリニルTrinilsと呼んでいる。周口店(ちょうど北京の北)にいたペキンの子孫のシナントロプスSinanthropusと呼んでいる。そして南フランスのモステーリアンMousterian地方にいたネアンダの子孫をネアンデルタールNeandathalと呼んでいる。

Little Sister Sapi's children, the Sapiens
妹サピの子どもたち、サピエンス
200,000 years ago to the present day: the Homosapiens-sapiens
20
万年前から現在まで:ホモサピエンスーサピエンス

ebpsapigo.gif (70699 バイト)氷河期の後、妹サピの子どもたちホモサピエンスはおじのジャワ、ペキン・ネアンダを探すため世界中を旅した。彼らの生き残るための技術知恵は、おじたちよりも優れより遠くへ行く事ができた。何人かは10万年前、朝鮮半島から日本列島へ渡ってきた。何人かは10万年前、アメリカ大陸へ、4万年前にオーストラリアへ、1万年前に太平洋の島々へ冒険を始めた。この間ずっと、サピの子どもたちは、子孫を増やした。沢山の世代が過ぎ、新しい故郷に定着し、彼らの顔はそこの自然環境に応じて変わりはじめた。ヨーロッパの北部森林に住んだ人々は、肌や目の色が明るくなった。モンゴル平原に住んだ人々は、やや肌が明るくなり目は眩しさから保護するため、一重になっていった。赤道の近くに残った人々は、太陽光線が強かったので、それから肌を守るため黒っぽい色が必要であった。


  ここには、いくつかのリンクがあります。ご意見、ご感想新しいリンク、またはこのページを開発するために私たちに新しいワールド・ウェーブスの物語を送ってください。もちろん、自分の運命の流れ(波)を切り開くことも忘れないようにいこう。

  1. Natural History Museum, London Human Origins page--基礎的な紹介
  2. The best overview ホモニドの進化の証拠と議論のページです。年表、有名な化石、生物学上の分類、宗教的な議論。アウストラロピテクス、ホモハビリス、エレクタスなど、書目(本、文献のリスト)、イラスト、参考資料、討論の骨もありますよ。
  3. Combe d'Arc cave art discovery フランス文化庁石器時代についてです。洞窟壁画と説明へ
  4. Kennewick Man -- 9300年前白人男性の顔の一部の骨が、カナダのアメリカの原住民の土地で最近発見された事についてです。カナダの技術者、アメリカの原住民、科学者の間で論争があり、1998年の春にこの発掘が中断されている。


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